2017年、日本のアニメーションは東京・浅草で初めて劇場公開されてから100周 年を迎えます。 そのさきがけは、現在国宝絵巻となっている『鳥獣人物戯画』、『信貴山縁起 絵巻』、『伴大納言絵詞』など、今からおよそ860年前の12世紀に開花した、まさにアニメ的マンガ的と言っていい連続式絵巻に見ることができます。日本を代 表するアニメ監督である高畑勲氏も、著書『十二世紀のアニメーション-国宝絵 巻に見る映画的・アニメ的なるもの-』でそのことを記しています。
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