プレスリリース

『ONI ~ 神々山のおなり』10月21日全世界配信スタート。予告編公開に合わせ日本語版の豪華キャストが発表!アカデミー賞ノミネートから7年、待望の堤大介監督初長編アニメーションがついに公開へ。

2022/10/07 07:11

リリース提供:トンコハウスジャパン株式会社

アニメーションスタジオ「トンコハウス」は、 10月21日(金)に全世界で配信がスタートする『ONI ~ 神々山のおなり』の予告編を公開、 さらに日本語版の豪華キャストも発表しました。

2015年、 初監督した短編アニメーション『ダム・キーパー』がアカデミー賞にノミネートされてから7年。 堤大介が監督として手がける初めての長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』が、 10月21日(金)配信スタート。 全世界190の国と地域へ届けられる。

『ONI ~ 神々山のおなり』の予告編がついに公開! 日本語版キャストも同時発表 白石涼子、 新井里美、 上田麗奈、 沢城みゆき、 井上和彦など豪華声優が大集結

『ONI ~ 神々山のおなり』の予告編が豪華声優による日本語版でついに公開。 感情を揺さぶる光の表現と最高峰のCGチームが手がける映像美。 魅力的なキャラクターや壮大なサウンドトラックまで、 こだわり抜いて制作された本作の魅力が徐々に明らかに。

英語版と同様に豪華なキャストでお贈りする日本語版。 主人公おなりを演じるのは、 『機動戦士ガンダム00』『ハヤテのごとく!』など数々の人気作に参加している声優・白石涼子。 おなりの親友、 かっぱ役は『Re:ゼロから始める異世界生活』などで活躍する声優・新井里美。 さらに、 おなりの母親役を務めた声優・沢城みゆきは日英どちらの声も務める。

声の出演(日本語版)
おなり(白石涼子)、 かっぱ(新井里美)、 なりどん(クレイグ・ロビンソン)、 校長(沢田敏子)、 アマテン(上田麗奈)、 風太郎(間宮康弘)、 カルビン(マリナ・アイコルツ)、 たぬきんた(釘宮理恵)、 なま&はげ(中務貴幸)、 アン・ブレラ(戸松遥)、 だるまちゃん(久野美咲)、 おなりの母親(沢城みゆき)、 天狗(井上和彦)、 にんじん(植竹香菜)

“理想の自分”と”現実の自分”の間で揺れながら成長するひとりの少女
深い闇に覆われた心を、 真実の光が照らす あたたかく愛おしく、 時に切ない親子の絆のものがたり

日本の民話を思わせる神さまや妖怪たちの世界を舞台に、 親子の絆や友情を描く本作。 “理想の自分”と“現実の自分”の間で揺れながら成長する主人公の少女、 おなり。 見えないものに恐れを抱く心の闇と、 そこに差し込む真実の光とは。 人々の心の本質に迫るテーマでありながらも、 感情がありありと伝わる巧みな色彩表現と、 散りばめられたユーモアで、 世代や国境を越えて誰もが楽しめるストーリーとなっている。

“光と色のアーティスト”として、 ピクサー時代からハリウッドで数々の作品を手がけてきた堤大介が、 日本のCGスタジオ「Megalis VFX」、 「マーザ・アニメーションプラネット」、 「アニマ」と共に、 全編フルCGアニメーションで美しく鮮やかな世界を作り上げる。

■ あらすじ
日本の民話に登場する神さまや妖怪たちの世界で、 自由奔放に生きるおてんば娘、 おなり。 伝説の英雄に憧れ、 新たな英雄となるため稽古に励むが、 父親のなりどんはヘンテコな神様で何も教えてくれない。 古来から山の神々が恐れる「ONI」の脅威が迫り来る中、 おなりはまだ知らない自身の真実と向き合わなければならない。

Netflixシリーズ『ONI ~ 神々山のおなり』
全4話(154分) Netflixにて10月21日(金)より全世界配信スタート
原作・監督:堤大介 脚本:岡田麿里
エグゼクティブ・プロデューサー:ロバート・コンドウ、 ケーン・リー、 堤大介
プロデュース:サラ・K・サンプソン
アニメーション制作:トンコハウス (C) 2022 Netflix

サンフランシスコで開催した『ONI ~ 神々山のおなり』ワールド・プレミア上映会 850名の大観衆が拍手喝采!

10月1日、 世界公開に先駆け、 トンコハウスの拠点であるアメリカ サンフランシスコで『ONI ~ 神々山のおなり』ワールド・プレミア上映会が行われた。 会場はいまも国際映画祭が開かれる歴史的劇場である「カストロシアター」。
映画をこよなく愛する約850名もの大観衆が鑑賞。 心を揺さぶるストーリーと迫力ある映像美に、 上映後の会場はスタンディングオベーションに包まれた。

ピクサーのアートディレクター2人が共同設立した「トンコハウス」 アメリカと日本、 2拠点から世界へ

2013年、 堤大介はピクサーで共にアートディレクターを務めていたロバート・コンドウと第87回アカデミー賞ノミネートされた短編映画『ダム・キーパー』を共同監督する。 その後2014年7月、 ピクサーにほど近いサンフランシスコ州バークレーにて「トンコハウス」を共同設立。 2019年には拠点を東京から石川県金沢市に移し、 アメリカと日本の2拠点にスタジオを構え、 作品を制作している。

『ダム・キーパー』は、 2015年に第87回アカデミー賞短編作品賞にノミネートされるほか、 世界各地で25の賞を受賞し、 75の映画祭で上映された。 2016年制作の短編映画『ムーム』は世界8ヵ国の映画祭で24の賞を受賞。 2017年に公開したエリック・オー監督の『ピッグ – 丘の上のダム・キーパー』は、 Huluで配信後、 NHKでも放送され、 日本中に届けられた。 また、 「トンコハウス展」や「トンコハウス映画祭」など定期的に参加型イベントを開催。 多くのファンに支持されている。

堤大介(Daisuke “Dice” Tsutsumi)
東京都出身。 スクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒業。 ルーカス・ラーニング、 ブルー・スカイ・スタジオなどで『アイスエイジ』や『ロボッツ』などのコンセプトアートを担当。 2007年ピクサーに招聘されアートディレクターとして『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がける。 2014年7月ピクサーを去り、 トンコハウスを設立。 初監督作品『ダム・キーパー』は2015年米アカデミー賞ノミネート。 2021年には日本人として初めて米アニー賞のジューン・フォレイ賞を受賞。 一冊のスケッチブックに71人の有名アーティストが一枚ずつ絵を描き、 手渡しで世界中を巡ったプロジェクト『スケッチトラベル』の発案者でもある。

圧倒的なスケールの映像と、 繊細な心理描写に心揺さぶられる脚本 “1秒で引き込まれ、 5秒で好きになる”

脚本は、 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 』など数々の名作を手がけ、 海外でも評価の高い脚本家・岡田麿里が担当。 “本作を脚本化できるのは岡田麿里氏しかいない”という堤大介の熱烈なオファーにより実現した。 登場人物の心理描写に大きく心を揺さぶられる岡田麿里の作品。 本作でも、 誰もが持つ光と闇や葛藤を見事に描いており、 喜怒哀楽すべての感情で観るものを作品の世界に誘う。

本作は、 人種や文化的背景を超えて見る人の心に届くよう、 脚本の制作工程にもこだわっている。 堤大介の日本語原案を岡田麿里が脚本化し、 堤大介が英語に翻訳。 その過程で、 日英どちらでも違和感なく楽しめるよう、 細部のニュアンスにそれぞれ変更を加えながら進めた。 こうして完成した脚本は、 英語でも日本語でも「吹き替え」ではなく、 オリジナル版として楽しむことができる仕上がりになっている。

岡田麿里(Mari Okada)
脚本家。 埼玉県出身。 1998年『DTエイトロン』で脚本を手掛けて以降、 主にアニメ脚本家として活動。 2011年には原作・脚本を担当した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 』が大ヒット。 その後、 小説や実写作品、 漫画原作、 作詞など、 活動の範囲を広げ続け、 2018年『さよならの朝に約束の花をかざろう』でアニメ監督としてデビュー。 現在、 監督2作目となる映画『アリスとテレスのまぼろし工場』を制作中。


キーワード
2022年秋,ONI ~ 神々山のおなり,
カテゴリー
アニメ,