プレスリリース
劇伴音楽を紹介するWebサイト「NICHI-ANI Classics」を開設! 中川昌による『トンデモネズミ大活躍』など、3作品の配信をスタート
2025/07/08 12:00
リリース提供:日本アニメーション
日本アニメーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石川和子)は、当社が制作したアニメーション作品の劇中伴奏音楽を紹介するWebサイトとして「NICHI-ANI Classics」を開設いたしました。
同サイトは、1975年に創業した日本アニメーションが創業初期に制作したクラシック作品の劇伴音楽について、詳しい解説と新たなリマスター音源によるストリーミングやダウンロード配信などの体験を提供するサイトです。これから2年間にわたって、厳選した作品を順次紹介してまいります。
当社のアニメーション作品を彩ってきた音楽の数々には、創業初期より知る人ぞ知る実力者や新しい才能たちが参加。惜しみなくその力を披露して、名劇伴を作り上げてきました。それらは、当社にとって大切な財産であるだけではなく、21世紀になった今では、日本のアニメ劇伴音楽の歴史を伝える、貴重なアーカイブ資料となっています。
「NICHI-ANI Classics」では、映画・ドラマ・アニメなど、多方面のジャンルで音楽アルバム制作や音楽ライターとして活躍中されている劇伴倶楽部・腹巻猫さんによる楽曲解説を紹介しています。また配信音源は、サウンドトラックラボラトリー社の配信音源制作の協力のもと作成されました。今後も新たな作品を順次紹介して
まいりますので、どうぞお楽しみに。
NICHI-ANI Classics: https://sites.google.com/view/nichi-aniclassics
配信ラインナップ
『みつばちマーヤの冒険』
音楽:大柿隆(Ogaki Takashi)
発表年:1975年
ストーリー:
ミツバチの子どもマーヤは、好奇心旺盛でおしゃまな女の子。マーヤは教育係のカッサンドラ先生から飛び方や蜜の集め方を学んでいたが、ある日まだ出会ったことのない驚きや感動を求めてミツバチの国を飛び出してしまう。追いかけてきた友だちのウイリーと一緒にゆかいな旅をつづけるうちに、バッタのフィリップやカブトムシなど新しい友だちもたくさんできたマーヤ。しかし旅のなかでスズメバチの軍隊がミツバチの国を襲おうとしていることを知り、故郷に知らせに帰ることに。成長したマーヤたちは、みんなで力を合わせてスズメバチに勝利する。そしてマーヤは、カッサンドラ先生の薦めで大切な教育係の仕事に任命されるのだった。
『ピノキオよりピコリーノの冒険』
音楽:中村泰士(Nakamura Taiji)
発表年:1976年
ストーリー:
猫のジュリエッタやキツツキのロッコと暮らす心優しいゼペットじいさんは、子ども欲しさから木彫りのあやつり人形をこしらえた。すると、その人形はなんと自分の意思で動きだしたのだ。ゼペットじいさんは人形をピコリーノと名づけて可愛がるが、ピコリーノは大変いたずら好きの困った少年だった。そんなある日、ボロ狐のディーノとドラ猫のウィッチが現れ、ピコリーノはだまされたと知らずに芝居小屋に売られてしまう。ピコリーノはある日仙女さまに出会うが、うそをつくと鼻が伸びる罰を与えられてしまう。いい子になろうと懸命に努力しながら、優しいゼペットじいさんの家に帰るため、アヒルのジーナとともにおじいさんを探す旅を始めるのだった。「ピノキオの冒険」として知られる有名な原作をアレンジしたアニメーションシリーズ。
『トンデモネズミ大活躍』
音楽:中川昌(Nakagawa Akira)
発表年:1979年
ストーリー:
イギリスの小さな村の陶芸工マイヤーじいさんが作ったねずみの人形に生命が芽生えた。ウサギのように長い耳を持ち、青い体に短い尻尾のそれは、自分のことをトンデモネズミと名乗り、やがて冒険の旅に出る。冒険の途中、トンデモネズミはおばけのドロロン、鷹のキャプテンホーク、そして内向的な少女ウェンディたちと仲良しになる。旅を続け、苦難に立ち向かうことで勇気を学ぶトンデモネズミだったが、トンデモネズミを食べてしまおうとする謎の敵・トンデモネコの脅威が知らないうちに迫っているのだった。「日生ファミリー劇場」スペシャル番組として放送された、ファンタジーアニメーション。
© NIPPON ANIMATION CO., LTD.
※劇伴音楽は2025年7月1日(火)から下記のサービスで先行配信中です
主な配信サービス:iTunes Store、レコチョクなど主要ダウンロード配信サイトおよびApple Music、YouTube Music、Spotifyなど主要ストリーミング配信サイト
音源の品質:48kHz・24bit